“図書館”って何なんだろう?
去年の4月から司書資格を取るためにぼちぼち勉強する中で時々考えていたこと、また今年の4月からまちライブラリーにて仕事をする中でぼんやりと考えていたこと。特に8〜10月と図書館関係の方と関わり、話をする中でより一層明確な問いとして渦巻いている。今も。
今それを言葉にしてみると、
「つながっていける場」と「保存していくこと」なのかなと。
1つめ。
こういうことしたいな、こういうこと知りたいなという思いに対して、持ちうるものまたはあるかもという可能性を示すこと、ただ示すだけじゃなくて一緒にやる。
そういう世の中の情報に対して広くアクセスできる場であるということ。
情報という言葉には、書物だけでなく電子的なもの、人間や企業だって含まれる。
またこんなことが世の中にあるんだよ!どう思う?ってというかけること。
アクセス可能ということを、テーマを絞って見せて伝える。
2つめ。
その場所その土地の物語を、人間が忘れ去ってしまわないうちに保存する。
全国的な話題ももちろん大切だけど、その土地の文化や言葉はその土地で保存していかなければ残らない。その役割を担っているという自覚と、その土地の人への周知。
この2つをバランスよく行えると一番理想じゃないかなと、今の私は考える。
でも、どちらかに特化している図書館があっても良いと思う。
私の関わっている図書館的なことはおそらく前者。
でも前者でも示す”情報”が必要。
私が提供できる”情報”ってなんだろう。
「人」なんだと思う。
関わらして頂いている人同士を有機的につなげていくこと。
これを誰かに無理をさせることなく自然に行っていけたら。
人見知り兼口下手の私にはまだまだ程遠いが、
目指していきたいところ。
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